建築業界は自分に向いてる?現場で感じた違和感と悩みを正直に書きます
はじめに
建築業界で働き始めてから、何度も「これ、自分に向いてるのかな?」と思う瞬間がありました。
現場の空気、求められる価値観、人間関係──
正直に言うと、違和感を覚えることも少なくありませんでした。
今回は、建築の現場でわたしが感じた違和感や悩みについて、少し整理して書いてみたいと思います。
1. 「声が大きい=正しい」みたいな空気感
建築現場では、指示や注意が飛び交う場面が日常です。
でもその中で、「声の大きい人の意見が通る」「強く言える人が正しい」という雰囲気に、ずっとモヤモヤしていました。
静かに考える人や、穏やかに話す人が埋もれてしまうような現場の空気。
自分のように、物静かで話すのが得意じゃないタイプには、ちょっとつらい世界でした。
2. 「昔ながら」が残りすぎてる業界の文化
- 男は現場に出てナンボ
- 女は気が利く存在であれ
- 若手は文句を言わずにやれ
そんな空気が、当たり前のように残っている現場も少なくありません。
もちろんすべてがそうではないし、良い上司や仲間に恵まれたこともあります。
でも、「違和感を口に出しにくい雰囲気」が、業界全体にあるように感じていました。
3. 向いていないかもしれない、でも無駄じゃない
施工管理、営業、団地修繕、エクステリア──
いろんな現場を経験してきましたが、どこかで「合ってない」と感じ続けていました。
でもその中で得たものも、たくさんあります。
- 他人との距離感を学んだ
- 現場の構造や施工の流れが見えるようになった
- 「働き方」について自分なりの基準ができた
向いている・向いていないはすぐに答えが出ないもの。
でも、違和感を大事にすることも、進むためのヒントになると今は思っています。
おわりに
もしこの記事を読んでいる方が、建築業界で「しんどいな」「なんか違うな」と感じているなら、
それはあなただけじゃないよ、ということを伝えたいです。
わたし自身もまだ模索中ですが、これからも自分の言葉で、
業界のことや、日々の気づきを書いていけたらと思います。
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